初めてでも大丈夫！NFTアートを販売するための初心者ガイド

NFT（エヌエフティー）アートは、デジタルアートをブロックチェーンという技術を使って証明する方法です。ここでは、初心者の方でもNFTアートを簡単に販売できるように、ステップバイステップで説明していきます。

1. NFTアートとは？

NFTは「Non-Fungible Token（ノン・ファンジブル・トークン）」の略で、簡単に言えば「唯一無二のデジタル証明書」です。デジタルアートや音楽、動画などのデジタルコンテンツに対して、この証明書を付けることで、誰が本物の持ち主かを明確にできます。

2. 必要な準備

まず、NFTアートを販売するために必要なものを揃えましょう。

1. デジタルウォレットの用意： NFTを扱うためには、仮想通貨を管理するデジタルウォレットが必要です。おすすめは「MetaMask（メタマスク）」という無料で使えるお財布アプリです。MetaMaskはスマホやパソコンで簡単に使えます​。
2. 仮想通貨の購入： NFTの購入や販売には主にイーサリアムという仮想通貨が使われます。国内の取引所（例えばGMOコインやCoincheckなど）でイーサリアムを購入し、それをMetaMaskに送金します。手数料がかかるので、少し多めに購入しておくと安心です​。

3. NFTマーケットプレイスの利用

次に、NFTを販売するマーケットプレイスに登録します。初心者には「OpenSea」という世界最大のNFTマーケットプレイスが使いやすくておすすめです。

1. MetaMaskをOpenSeaに接続： OpenSeaの公式サイトにアクセスし、「MetaMask」をウォレットとして選択して接続します。これでOpenSeaでの取引が可能になります​​。
2. コレクションを作成： OpenSeaでNFTアートを販売するためには、まず「コレクション」を作成します。これは、自分の作品をまとめて展示する場所のようなものです。コレクションの名前、説明、ロゴ画像などを設定し、完了します​​。
3. NFTアートの登録： コレクションができたら、販売したいデジタルアートを登録します。作品の名前、説明、価格などを設定し、アップロードします。これであなたのアートがNFTとして登録されます​。

4. NFTアートの販売

最後に、NFTアートを実際に販売します。販売価格を設定し、出品手続きを行います。OpenSeaでは初回にガス代（手数料）がかかりますが、2回目以降は無料で出品できます​​。

5. よくある質問

1. 手数料はかかるの？ はい、NFTを出品する際には手数料が必要です。最初の出品時にはガス代と呼ばれる手数料がかかりますが、その後は無料で出品できます。
2. 著作権はどうなるの？ 2次創作を無断で出品するのは著作権侵害になります。オリジナルの作品を出品するか、権利を持っている作品のみを販売しましょう。
3. 税金はかかるの？ はい、年間20万円以上の利益が出た場合、税金がかかります。確定申告の際に「雑所得」として申告する必要があります。

まとめ

NFTアートの販売は、初めてでも基本的なステップを踏めば簡単に始められます。デジタルウォレットを用意し、仮想通貨を購入して、NFTマーケットプレイスに登録するだけで、自分のアート作品を世界中のコレクターに販売することができます。NFTの世界であなたのアートがどのように評価されるか楽しみですね！

ナツメ

ブロガー

XContact

癒しを求める普通の会社員。

特にこれといった趣味もないため、色々試して探し中。